足かせはめる医者

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 テレビは朝からズーッと 『紀宮さま』 の結婚式ばっかり
皇室はダイスキだからイヤじゃないけど
S病院の待合室は見たところ平均年齢80歳弱
テレビが2台あって、ひとつは時代劇でもうひとつはワイドショーが映ってた。

『:紀宮様がお乗りになられたお車がこちらに向かって参りました…:』 
女性アナウンサーの声に時代劇を観ていたジジババがワイドショーの方へ一斉に移動した。
左足にギプスをはめたオッさんまでも器用に松葉杖ついて座るスペースを確保してた。
みんな皇室がダイスキなんだ (^^;)

 「クリオネさん、整形 (外科) にお入りください」
ズボンをまくりあげて横にさせられると 「注射しますネ」 と看護士が言い、注射器を手にした医者が横に腰掛けた。
 注射って…また水を抜くのかしら?そんなにすぐにたまるものなのかしら?
「また (水を) 抜くんですか?」
「たまってないヨ〜♪注射だよ、注射ッ (^□^)」
なんのためのどんな注射なのか?
そんな疑問を口に出せないまま注入ゥゥゥ (痛) 注射針を抜くまで20秒ぐらい。

「今夜はお風呂に入らないでください」 と言われた。 
このときも (なんで?) って思ったのに訊けない。
訊いちゃいけないわけはないハズなのに、なぜか憚られるのは医者側にモンダイがあるのではなかろーか
治療を施すとき、
「これは痛みを和らげる注射です。」 とか 「ビタミン剤です。」 とか、いちいち説明すべきじゃないかなァ
カンタンなことジャン

 そういえば 「治療始める前にここに署名して」 と、7〜8人の住所氏名が書かれてた紙を出された。
「患者の高額医療負担を軽減するための署名だからね、ま、だれでもいつ大病するかわからないし…患者負担は増えて医者の収入は減らし、儲かるのは政治家だけ…」
納得とか同意とか、そんなもの考えてる時間は許されない。
医者の机の上で書かされるンだから!
拒否なんかしたひにゃアンタ…病院変えなきゃ…また初診料払わなきゃ… (( ̄д ̄))