もう いいべ

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 夕飯の支度をしてるところに電話が鳴った。
台所に近い 『ヒモつき電話』 を取った。
しまった! 老母からだ (-“-;)

:「だーれもいなくて寂しいンだヨ。」:
そりゃそーでしょ。
兄は交通事故で入院中!兄嫁は夫の分までひとりで店の切り盛り。
孫たちゃそれぞれ所帯持って遠くに住んでるし

「ひとりがいいジャン!だれかいれば怒られてばっかりいるんでしょ?ひとりで好きなテレビ見てりゃいいジャン!」
:「そりゃそーとアンタ、◎◎ (車で30分ぐらいのところに住む姉) ったらホントにひどいよォ〜◎◎がサ (クドクド) ・・・中略・・・ホントに死にたいヨ」:
「死にたいっていうヤツに限って長生きするんだよネ♪ あぁ今でも充分長生きか (^^;)」
:「ン?なに?」:
「んんべつに」 (っつか、鍋のおつゆが煮えたぎってるよ)
そ、老母の電話を 『ヒモ付き』 で取ったのがフコーのはじまり
イライラしながらもそれでも根気良くボヤキを聞いてあげてた。

30分も喋ったあと :「もう、いいべ!切っからね」:

なんと老母は、私が泣き言を聞いて欲しくて電話をかけたと思ったらしい ( ̄‥ ̄)=3