玄関で一点を見つめたまま棒のように立ち尽くすオット君
その視線の先をたどると、わたしのミョーなカッコした靴が・・・
「どしたの?」 かたまったままのオット君に声をかけた。
「これ」 と指差す
(*‥*) 「・・・わたしの靴だよ・・・」
カミングアウトした 『えにっき』 を読んだのかもしれない。
わたしの靴や洋服に興味もったこと、今までただの一度もなかったんだもん。
でもって
「いくらした?」 って訊いてきたし
「3万円!」 正直に答えたサ
「ぎょっえぇぇぇぇぇぇ」
なにヨ! そんなクサイ驚き方しやがって
わたしの足はアンタんと違って、甲高、ばん広、その上外反母趾なのッ!
市販の・・・それもアウトレットの靴なんか足が痛くて1時間と履いてられないのッ
オット君は 『フツーの足』 だから、気にいったのを見つけたらそれを買えばいいけど、わたしはダメなの・・・
3万円 (以上) もしたけど、ぴ〜〜ったりフィットしてとってもいい塩梅なの♪
オット君には悪いけど、春になったらもう1足オーダーするつもりでいるから