カンベンしてけろォ

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 電話が鳴った。 きっとまた老母だワ

:「帰りてェ〜〜〜、M原に帰りてェ〜〜〜、こんなとこにいたくねェ〜よォ」:
と、今にも泣き出しそうな声だ。
「はァ?ここは母さんの家じゃないよ。」
:「ンなこたァどーでもいい、帰りてェ〜〜、M原サ帰りてェ〜〜〜よォ。」
「鍋が沸騰してるから…切るから…いいね、切るよ!」

※ 母は岩手に住んで63年ぐらいになるが、それより前 (結婚するまで) 母はM原に住んでいたのダ。

 って、ここまで書いてた今、また電話が鳴った。 もちろん老母!

:「帰りてェ〜、M原サ帰りてェ〜〜」:
「ここは母さんの家じゃないのよ。母さんの家はO船渡でしょ!そこに死ぬまでいるのッ!!わかった?」
:「そんなこたァねェ〜〜、帰りてェ〜〜、今度の年金もらったらそっちサ行くからサ♪」:
「はいはい、わかったよ。(勝手にしやがれ!どうせこられやしないワ)」
:「迎えにきてける? (くれる?)」:
「行かないよッ!ひとりで来られるんじゃないの?」
:「うん!ダイジョーブだァ〜…アンタにお金の迷惑はかけねから♪」:
「N潟のお義母さんが、お嫁さんに苛めらてて気晴らしに遊びにくるって言ってるんだよ。」
(嘘です!出まかせです)  が、

:「あぁそりゃいい♪ オラの話し相手ができていい〜〜♪あぁ嬉しい」:

ダメだ、こりゃ  いかりや長介風