失恋記念日

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 けさ・・・(ドブ掃除開始の) 8時より数分前から、空き地の草刈りを始めたオット君
台所の窓から覗いてると、あれよあれよという間にそれぞれの家から女性たちがドブさらいモードで出てきた。
側溝の掃除は草刈りが終るまで待つ・・・。
その間にレイコの脱糞散歩を済ませる。

どこもふだんからキレイにしてる家ばかりなので、みんな空き地やゴミ置き場の周辺の草取り。
これがなによりもキライ・・・だが、そうも言ってられないのでしゃがんで取る。
デブがしゃがむ場合、大開脚せにゃひっくり返る
それよりも大汗が吹き出る (-“-;)
(早く終われヨ・・・いい加減に止めにしよーヨ) の思い虚しく黙々と作業に打ち込む善良住民
(しゃがんでるのが) ツライんで一輪車でゴミ集めをすることにした。
ヨロヨロ・・・
「クリオネさん、ダイジョーブ?」 T医院夫人がうしろから心配そうに声をかけてくれるが
夫人のほうがきっと上手に運ぶに違いない
が、見た目は私のほうが 【似合う】
なんとか、倒れずに運び終えた・・・草取り軍団は続行中
他の作業はないか

班長サンちのお茶の用意を手伝お♪

班長サンちの庭に町内男女が集まってきた。
次の班長サンはどこンち? とか、そんな話を聞いてると
「クリオネさん・・・」 と声をひそめて某夫人が呼んだ。
指差す方を見ると、イケメン黒猫マンのY氏だ♪

荷物が届いたよりも、イケメンY氏に会えたのが嬉しくて、一緒に家まで走った♪
受け取ったあと、もう一度班長サンとこに戻ると
「Yさん、久し振りよネ」 と某夫人
知ってるの?
「知ってるわヨ、いい人だものネ♪」 「そうネ、私も好きヨ」
ウッソ〜〜〜

こんなにライバルがいるなんて
私にだけ明るくて親切なんだと思ってた (・・、)