家族だけで

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 交差点を自転車で渡っているところへ、トラックが突っ込んできた!!

「わぁあぁあぁあぁぁ〜〜〜」
轢かれるとこだったよ (怖)
運転手のオヤジは私にむかって敬礼みたいに軽く右手をかざして通り過ぎてった。
なんとかナンバーは見た。(とっさのことで会社名まで見られない)

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数字を覚えるのが精いっぱい
「ほ」 だの 「へ」 だのまで覚えられなかった。

 ひさしぶりにヨシコさんに会った。
ヨシコさんの息子夫婦に去年 『初孫♂』 が生まれたんだと。
初めての誕生日に孫の洋服や靴、オモチャも買って、ちらしずし作って息子ンちに行った。

「コータちゃんのお誕生日のお祝い持ってきたよ〜〜〜ォ♪」
インターフォンに向かって叫んだ。
すると、出てきたセガレがドアの取っ手をつかんだまま

「きょうはコータの初めての誕生日だから…家族だけで (ここ強調) お祝いすることに決めてるから!」
セガレはヨシコさんの手からプレゼントだけ (ちらしずしは受け取らずに) 取ってとっととドアを閉めたそうな (゚△゚;)

ったく…そう決めたんなら、先に牽制の電話しとけ!っつの
ヨシコさんったら、かわいそうに
…プレゼントした洋服…着せてくれるのかなァ