おひとりさま

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『立川談春サン』 を聴きに、千葉市民会館に行ってきた。

出かける前、「何時ごろ家を出る?」 とオット君。
開演は夜7時。
噺を聞く前に、腹ごしらえをするか、終わってから食べるか (飲むか) を選択しろというイミだ。
あたしゃ決めたくないヨ!
人に決めさせといて、必ずナンクセつけるンだから 「イヤだよ!自分で決めな!」
最近はテキも、わずかながらオノレの悪癖を理解しつつあるようで、『3時半』 と言った (~_~;)
まず腹ごしらえ!ということだ。

千葉駅周辺のおいしい店なんぞ知らないので 『そごう』 の飲食店街で食べることにしてエレベーターに乗り込んだが、途中の6階催事場の 『イタリアフェアー』 を見つけてハコを降りた。
キレイなオネーさんのカンツォーネに魅了されたあと、イタリアビールとピザを注文した。
屁みたいなビールなのに、オット君は1杯で赤くなった。

 
 談春さんの演目は人情噺が多いので、睡魔に襲われないか心配…。
そんなとき、隣の席のひとりで聴きに来たらしい3〜40代の女性が、私の腕を遠慮がちにつついて
「あの…前のカップル…夫婦じゃなさそーですよね。」

私の前の席のカップル…男性は50代。女性は40代。
年齢的には違和感はないのだが、落語を聴きに来たワリには、女性が男性の肩にもたれている。
しばらくすると、空調が効きすぎなのが女性は男性のジャケットをうしろ前にして口元からかけていた。

「やっぱり夫婦じゃないですよね、ダンナの服の襟もとを口元にもってくるなんて…臭くて、フツーしませんよね (笑)」
ましてこの暑さ!汗臭さも尋常じゃなかろーに (~_~;)

『おひとりさま』 の彼女のおかげと、2題とも爆笑ネタ (宮戸川 & 宿屋仇) だったので、失神せずに済んだ♪
「オッサンの服の襟もとがクサイ」 ことを承知の彼女は 『ホンモノのおひとりさま』 ではないのだろか!?