むかしのことを思い出した…

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昨日の夕方東北地方でかなり大きな地震があった。

岩手県O市はわたしの実家のあるところ。
心配しても、どうせ電話は繋がらないだろうし…と思いNHKのニュースを見ていた。
地震直後だったしM岡の放送局からO市までカメラが走っても(クルマで)2時間はかかる。
以前から実家のあたりは地盤がかなり固くて(岩盤とかいってた)M4ぐらいじゃ住民は慌てない(らしい)
今回M6弱で、さすがに老母(猛母)もビビってコタツの中に潜り込んだらしいが(´m`)

40年以上も前、あのあたり一面『チリ地震津波』の被害を受けた地域だった。
なぜか、ほとんど毎年5月24日になると思い出す。(たしか5月24日だったと思う…?)
その日は遠足に行くハズだった。

早朝、5時ごろ…

「津波だぁあああ」とオトナの男の人が叫んでいた。〔ツナミってナニ?〕
クリオネんちは高台にある。クリオネの親も兄姉もみんな中学校へ走って行った。
(中学校はO町や海を見下ろせる高台)
ひとり家にいるクリオネは怖くなって中学校の校庭に行った…海を見ると(◎_◎)
海の水、海水がなくなってる!真っ黒!!!覚えているのはそれだけ
当然、遠足は中止!同じクラスの1名が亡くなった。
小学校全体で幾人亡くなったかは記憶にない。

『チリ地震津波』のことなどO市ではもう忘れ去られたようだ…。
避難訓練も参加者がいないそうだ!
たしかに40年以上も前の、むしろ忘れたい災害の…それも早朝…めんどくさいのかもしれない
わたしだってO市々民なら「寝てる」ってゼッタイ不参加 (〃ー〃)

あのとき、線路も埋まって復旧するまで…何ヶ月かかったんだろう…
『汽車』が走ったときは嬉しかったなぁ♪ みんなでバンザイしたっけ