通り魔の恐怖

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朝の散歩なんてほとんどしたことがなかったが
珍しく5時ごろ目が覚めたので、これまた珍しくレイコを連れて散歩することにした。

こんなに早い時間に目が覚めるようになったなんてわたしも年とったナァなんて思いながら
ゆっくり体育館の東側を、暑くはないがギンギラ朝日に照らされて歩いていると、

突然、
生垣の中から薄茶色のネコがレイコの背中に摑みかかったかと思うと次の瞬間、パッと飛び乗ってウッギャァ〜ウッギャァわめきたてた (◎_◎)

突然のことでレイコは大パニック!わたしもパニック
あッららァ〜〜およよォ〜〜

『毎日、追い回されてる仲間の仇ィィィィィ』とでも言ってるかのようにガシッと摑んで離さない!

クッソー、このブタネコォ〜ウチのレイコちゃんにナニしやがるッ!つって、黄色いスニーカーで蹴っ飛ばした。
が、それでも離さない!

レイコはワケわからんで背中にブタネコを乗せたままグルグル回る、回る、回るグルグル回る (汗)
もう一度蹴っ飛ばしたくても、レイコが回ってるんでそれもできない (ーー;)
リードを短くもって、もう一度キックにトライしようと、右足を引いた・・・そのとき

「みぃこォ〜♪みぃこォ〜♪こっちィおいでェ〜♪」

声のするほうをみると、少し背中が曲がった爺さんが、それこそ 『猫なで声』 で呼んだ!かと思う間もなくブタネコみぃこはトンとレイコの背中から降りて足取りも軽やかにジジィに向かって駆けて行った。
きっと、ネコ語で「ジィちゃん、おはよ♪きょうもいいお天気だよ〜」なんていってるのかもしれない (●`ε´●)ぷぅ〜

しゃがんでレイコをみると、今あったことが理解できてない様子で茫然自失状態だった。

教訓  『慣れないこたァやるもんじゃネェ』