ご近所ネタ

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«お宅のおとなりのT葉さんのご主人が、けさ早朝に亡くなられた» という旨の電話をかけてきたのはM未亡人!

急いでお隣に行ってみると、雨戸が閉まったままで奥さんが (町内会) 班長さんのお宅に日程を知らせに行くところだった。
カンタンにお悔やみを述べて 「お手伝いできることがあったら・・・・」 とか言ったが 「すべて葬儀屋サンにお任せなので、お通夜の受付をお願い・・・」
引き受けながら、アタマん中は (スカートが長いからモモシキはいてもヒザぐらいまで上げとけば見えないだろー) とか (いっそ黒のスパッツ穿くかな) などと考えていた。

 M未亡人ってのは8〜9年前に長患いの末にご主人を亡くされ、そのときの葬儀委員長がナント当時、班長だったオット君!
(このへんの慣習?で、どうしてもお願いしたい葬儀委員長がいないときは班長が取り仕切ることになっていた。)

M家には当時30歳前後のムスコと下のムスメがいた。
ムスメには婚約者がいて (兄貴、現在も独身) ナゼか親族の席に座っていた。
親戚や近所の人にお披露目のイミを兼ねてのことだろうが・・・

お葬式が済んだ3日後ぐらいにクリオネ家に1本の電話が入った。
「あのォ、わたしMさんの奥さんとオツキアイしているI籐という者ですがァ・・・お葬式終わりましたか?」
「・・・?・・・はい、どーゆーことですか?」
「まァ、不倫ですな(笑)いえネ、わたしにも家内はいるんですが・・・○△子 (奥さんの名前) はカラダが寂しかったンでしょー(笑)」

興味津々訊きまくり
あまりのナマナマしい話に四十路の初心クリオネは生唾なん度も飲み込んだ
モチロン口の堅い?クリオネはオット君以外には誰にもしゃべっていない。(しゃべっていなかった)
ある日、ひょんなことから絶倫ヲヤジはこの近所の数件のお宅に暴露していたことが明らかになった。
「え?お宅も聞いたの?」「まァ!お宅もォ?」「M下サンやるジャンねェ〜♪」

それから数ヶ月後、ナゼかムスメの・・・蜜月カップルは破局を迎えた!!

が、ふと見るとムスメのお腹ははちきれんばかりの太鼓ッ腹!
(いつの間にか別のカレシができて・・・)
そーいえばM下さん(母親のほう)が言ってたっけ・・・

「わたし妊娠しやすい体質だったわ」