母の敗北

PaintBBS1029114739.png

 家事のほとんどがキライだが、特にキライなものの中に洗濯物をたたんだ後の 『始末』 がある。
それぞれの箪笥にしまう…あれ。

引き出しにキッチリ入ってるもんで、隙がない。
左手で隙間を作って右手でひょいといれる。
…ダイイチ洗濯物を抱えて2階に上がることがメンドイ
(わたしの引き出しの前には、夏物が山になったまんま)

せめてぽちこには自分のものだけでも自分で始末させなくちゃ
って、負担軽減と躾?を兼ねてぽちこの分は彼女のイスの上に載せていた。
ナニゲにイスの奥にずらして腰掛けている
日一日と嵩が増えていく。
下着だけだとテーブルの下に押し込めば目につかないが
ジーンズ、トレーナー、Tシャツ…が重なると押し込めなくなる。
(ってか、座れないだろがッ)
イライラしながらも (さすがにきょうこそは持ってくだろ) と期待をこめて横目で動向をさぐる

半○ツで座った!

瞬間、ぽちこのゆるぎない信念と根性を見、オノレの敗北を悟った (落)