親思い

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 :「あんたァ〜、寂しくてわがんね・・・死にたぐなるよ」:
 
老母が電話してきた。
こんな電話はちょくちょくあるので、こっちはもう慣れたもんで、テキトーに慰めてあげるのだが
電話代がそーとーかかってると思う。
兄に通帳や印鑑を取り上げられて、お金がおろせない。と言う
「今いくら持ってンの?」
「ねェ〜、イッセンもねェ〜」

イッセンもなくて生きていけるわきゃねだろッ!
兄に電話すると、私に抗議されてると勘違い? (思い込み?) し、気色ばったもの言いにちと退く。

:「生活費に5万円やったら、1週間で使い切ってしまうんだよッ!!婆さんが1週間に5万円だぞ!5万円!」:
たしかに、それじゃいくらあってもキリがない。
「だったら一日おきに2千円づつ渡したら?」
:「知らねッ! そんなメンドクせーことできっかッ!」:
それもそうだ。
しかし、なんでいちいち怒るんだ。
イラつく兄夫婦の気持ちはよォ〜くわかるが、メソメソ電話してくる老母も可哀想で・・・優しく慰めると

:「死にてーよォ」: と泣く。

「だったら、もう医者 (心臓) なんか行かないンだよッ!薬飲まないでいたらそのうち死ねるから (笑)」

「・・・・ブチッ!」