おおきなお世話

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 きのうの晩

電話が鳴った。
私は台所にいたので、オット君がとった。

「…はい、すいません…はい、はい…あ…すいません…。」
Mr横柄マンが、苦笑いしいしいずーっとこんな調子で謝ってる。

電話を切るのを待ちかねて、訊くと

 向かいの独居高齢老婦人の親戚 (1km先の距離に住む) の男性からの電話だという。

実は、ほんのときどき思い出したときだけ、『雨戸』 を閉めに行ったりしてた。
この家は、東西に長い南向きの家で、北側以外すべて 『木製の雨戸』 で、
開け閉めが大変だろうと…気がついたときだけ、閉めてあげていた。

が、
これがいけないらしい。
親戚は、

 家からほとんど出ないから、運動のつもりで、せめて雨戸の開け閉めをさせている。
ヒトにやってもらうと、体力を使わないので食欲も落ちる。
毎日、朝と夕方に様子を見にきているので、気持ちはありがたいが今後はやめてほしい…。
と、言ってるらしい。

親切のつもりだったが、親戚には大きなお世話だったらしい。

気分を害さないような言い方を考え、きっと重い気持ちで電話してきたのかもしれない。
今後は、地震があったときなどに、様子を見に行くだけにしたほうがよさそうだ。