数十年ぶりかで友人とふたりで伊豆に1泊旅行してきた。
東京行きの特急電車でとなりの高齢女性 (ふだんならBBと表現する私だが、彼女は別) 加藤タキさん風オシャレで都会的で洒落たサングラスもよく似合っている…そんなセンパイとおシャベリしているうちに東京へ着いた。
踊り子号に乗り換える時間が少ないので 「ごめんなさい私、あまり時間がないので (チンタラ歩いていられないんで急ぎます)」 ととっととドアに向かった。
ダッシュで降りてエスカレーターに並ぶのももどかしく階段をダッシュでのぼり (7段目ぐらいでハゲシク後悔し) 息も絶え絶えに先を急いだ。
が、さっきの加藤タキもどきが前方を歩いているではないか ( ゚Д゚) しかもピンヒールで
どんなに急いでも彼女に追いつけない。
かっけ~~~ぇ 足も背筋もしっかりのびていて、襟を立てた短めジャケットとジーンズのシュっとしたうしろ姿がとても魅力的なのヨ。
一瞬にして視界から消えた。
河津に着いて、計画通り 「七滝 (ななだる) を歩く」
大小さまざまな滝をながめ (階段をおりる) 宿に着くころには膝ががくがくしていた。
温泉に入るのだが、内風呂はフツーにハダカ
露天風呂はハダカではなく、宿から特大サイズ水着を借りる。
※同宿欧米外国人女性はさすがに私よりもデカいンで、どうなるのか気になったが、そこは欧米人!リッパなマイ水着を着ていた。
この露天風呂は大暴瀑の下にあって、眺めは最高だが帰りの上り階段がたいへん!
再び大汗!!
翌日は下田散策
「ペリーロード」 と、昔、ペリーさんが来たから…それをウリに活性化させようと、祇園の…ちょっと洋風?な、ちいさな通りを歩いていて、落ち着いたカフェでコーヒーを飲むことにした。
ここのマスターが雰囲気のある70代でスリムで、優しげで…黒のニット帽がよく似合ってて、お店のディスプレィも凝ってて…。
グラフィックデザイナーをされてたとか…聞けば店内に飾られたデッサンやパステルの風景画がステキだワ。
たった1泊二日の伊豆の旅、滝や寝姿山の風景も美しかったが素敵な高齢男女に遭遇したことが印象的だった。