月別アーカイブ: 2021年10月

禁煙パッチ

禁煙パッチを送った後で義姉に電話をした。

「きょう送ったから届くまでの2〜3日、死ぬほど(タバコ)吸っとけ!どーせ2〜3箱買いおきしてるんだろから(笑)」

翌日

「届いたヨ♪ どーすンの?これ…」

箱に書いてあるだろがっ!読む気が全くない…字が小さくて読めないんだろか。

「1日目は胸に貼るらしい。で、2日目は右腕、3日目は左腕、4日目は背中…同じところに貼り続けるとカブれることがあるみたいだから、あっちこっちに貼ることをお勧めって言ってたヨ。」

「はい、わかった♪」

「タバコは吸い切った?」

「まだ3箱ある^^;」

捨てろ…とは言い難いな…1500円だし。

 

右の耳に1本、左の耳に1本、両方の鼻の穴にそれぞれ1本づつタバコを突っ込んでイッキに吸えば5回で1箱が空く!!

やってみなヨ♪ 今のうちだよ♪ とグッドなアドバイス授けた。

 

その後の経過を訊きたいけどなんだか怖くて電話をかけられない。

もしかしてまだ箱の封すら切ってない気がして

それぞれのBBたちの日々

父の法事で岩手(三陸)に帰省したデス。

3.11の津波で線路(単線)が流されて、今はBRTというK国アイドルみたいなバスが線路があった場所をチンタラ走っているというマコトに悠長な?不便な道のり。

ま、義姉が迎えに来てくれたんですがネ。

実家に着き、両親の位牌に手を合わせソファーに腰掛けると、気を利かせた義姉が 「ま…どーぞ」と早速に缶ビールと戻り鰹のお刺身を出してくれた。

いや…これから友人が迎えに来るし…その前に酔っ払うわけにゃイカンだろ…。

と思う気持ちを口には出さず、ほんじゃ ま 1杯だけ。

が、2杯…350ml缶ってコップに2杯でなくなるんだよネ。

すかさずもう1缶…今度は500ml

友人が来た頃には、しっかり出来上がっていた。

津波による道路敷設工事のためだとか…?で、新築移転した友人宅は、そりゃもぉ寡婦一人暮らしにゃ広すぎる(掃除がめんどくさそ)気がするが、近くに住む姉妹やら娘、孫たちが泊まりに来るそうで各部屋にベッドが置かれてる。

料理上手の手際のいいお料理が次から次と並べられ…歯のない私としては(食い切れね)と若干引き気味。

ここでもビールをガッツリご馳走になって休んだ。

 

翌朝は友人に実家まで届けてもらって、義姉と二人だけの法事。

お昼を済ませて、夕方まで兄夫婦と過ごし(兄は車椅子生活)ていて、ふとキッチンカウンターの上の青い箱が目に止まった。

『ダスモック』  なんだこりゃあ!

義姉は愛煙家なのだ。

ダスモックつったらアンタ…青い箱に気管から肺の絵が描いてある、呼吸器官の薬でしょー。こんな薬を飲みながらタバコを吸い続けるって(ヲイヲイ)

洗濯物を取り込んで来た義姉にわざと、あれ…ナニ?と訊いた。

「あっりゃ〜〜見られたかァァァ!(汗)」

それから私の怒涛の喫煙禁止攻撃が始まった。

義姉はやめたい気持ちはあるが自分の意志が弱いから実行に移せない…ような言い訳をするので

「よし!禁煙パッチで禁煙しよう!!」と私が決めた。

どこに売ってンの? どうやって使うの? 高いの?大丈夫なの? 私ができるかな? などと心配し始めたが、そもそも高いの?って、毎日吸うタバコの値段を考えてみやがれ!パッチだから貼るだけだよ!薬局で買えるよ!と言ったが、このまま私が帰ったら、きっと義姉の禁煙の日は永遠に来ない。

「きっと5000円でお釣りがくる」とテキトーなことを言って5000円を預かった。

その晩は、友人宅にもう一人の旧友も(ホントは大酒飲みだが、重度の糖尿病の夫の介護があるので車で来た)呼んで、私一人だけ飲み、3人で大盛り上がりして帰ってった♪

泊まらせてくれた友人は60代半ばに夫(私たちと同じ高校の同級生)をガンで亡くし、私の義姉は今、事故で半身不随の兄の介護(ほぼ毎日ディサービス)改めて家族の健康に感謝する気持ちを持った今回の帰省っした。テヘ ペロ

義姉には何がなんでも絶対、ぜーぇったい禁煙させねばならぬ。

33回忌で

自転車を引っ張り出し、またがった。

…あれ? どこに行くんだっけ…右?左?え?どっち…。

ホンの数秒の認知症だったけど、この時の私の狼狽っぷりは想像に難くないでしょ。

私の向かう先はメガネ屋。これを思い出してホッとしたその時

『こちらはM市役所です。行方不明になった人の情報を集めています…シノゴノ』

その人は70代後半で住所はここから30Kmも離れていて10日から行方不明なんだと。

こんなことを聞くたびにGPSのチップを埋め込めばいいのに!って思う。

世間の人は『そんなの人権侵害!』とか言うんだろが…本人だって今頃心細い気持ちで彷徨っているんだと思うし、私も埋め込んでほしい。

明日に認知症になって、『こちらはM原市役所です、行方不明になったガタイのリッパな…』なんて呼びかけてほしくない。

父の法事であさって実家に行く。

なんと なんと 『33回忌』

13回忌もスルーしてしまったから…と義姉が気にしていて、やっとコロナが少し落ち着いた日曜日にやるんだと。兄が通っている施設から『県外人との接触の有無』に神経質になっているようなので、高校時代の友人宅に泊めてもらうことにした。

実家にはお仏壇にお線香をあげにちょっと行くだけ。

あさっての晩とその次の晩と続けて、昔の仲間も呼んで 『女子会』

やっほ〜〜〜〜ぉ ♪♪♪  義姉よ、ありがとぉお

 

時すでに遅し

「ねぇ、最近ブログが動いてないけど、どした?」 と友人から電話があって、ずーっと忘れていたことに気がついた。

コロナ(出歩くな) コロナ(出歩くな)って、引きこもり続けりゃネタも見つかるわきゃないんで…忘れるワ。

約1ヶ月以上歯痛に耐えて…もちろん歯医者には通っているが、どうも芳しくない。

抜くことになるのかな…と半分諦めつつ、半分どうにかなるかな…と老乙女心は水溜りの病葉のように揺れる毎日。

電話の友人は 「インプラントはいいよ♪」 と勧めてくれるがいかんせんM原にゃそんな気の利いた歯医者はない!

というか、ンなもなァ口腔外科でなきゃダメっしょ!?

たとえ口腔外科が見つかったとしても通うには1時間以上かかるし…ムリ。

 

「《犬歯》・・・どうします?」と歯科医

(ンなこと訊くなよッ!どーせもう絶望的なんだろッ!)

「抜かなきゃダメなんでしょ?はい、抜いてください。」とBBの潔さを見せつけた とたん「はい!では麻酔しますね♪」

抜かれた・・・・・・貧血を起こした・・・潔いBBなのに・・・。

帰り道、自転車を漕ぎながら(あぁ、明日は卓球だァ、BBたちに笑われンなァ)どんなに暑くてもマスクは外さない!

血止めの筒型の綿を噛んだまま・・・まるで岸壁の船を繋ぐ鉄の塊に足を乗せて縞のTシャツを着て葉巻を咥えた哀愁漂う昭和の船乗りみたい。マドロスさんだネ。

 

あ!ヤバい。明後日、数十年ぶりに高校ンときの友人に会う約束してたんだァァ〜〜〜。

このBB、歯に衣着せぬ奇譚のない忖度なしの感想をするっと言う・・・心も口の中も傷だらけのBBには返り討ちに遭いに行くようなもんだワ。=3