以前から一度 【日本刺繍】 をやってみたかった。
糸を撚る (よる) ことから始めるとか、刺繍台が高価そうだったことからなかなか手を出せなかった。
カタチに拘らないで、フツーの刺繍枠を使ってやることにした。
これから先、締めることはありえない若いころの紬の無地帯に刺すことにした。
決めたのはいいが、刺繍糸 (釜糸) がない。
するともう、今すぐに欲しくなって、ユザ○ヤまで出かけた。
チャコールグレーのスーツに身を包んだぽちこぐらいのオジョーさんたちが大勢電車に乗り込んできた。
きっときょうがはじめてであろうパンスト穿いて、パンプス履いて…。
カラフルな爪をいじりながらマシンガントークが炸裂 (^^;)
「チョーむかつくゥ〜、あの面接官わたしにカンケーないのに勝手にキレてサー」
キレられたオジョーさんは、今スカートを穿いている自分を忘れているらしく、大股おっぴろげて浅く腰掛け、窓にアタマをつけて就活の憂さをぶちまけていた。
こっち側には20年以上前に就活したらしき男性がズラリ!!
オバサン (私) がヒッシこいて合図してるのに…気がつかない。
隣の男性がケータイを取り出した。
(盗撮かッ?)
混んできて開脚ネーちゃんの前に人が立ったが…しっかり見えてたと思うなァ