「へ、へ…風邪だよ…へくしょんッ」 余命を宣告された難病患者のような顔で宣言したオット君。
それを受けて、「ンじゃタバコ吸うなッ!」
すると
「吸う!」 と、タバコを掴んで二階へあがってった。
(私の小言を聞きたくないから)
っていうか、花粉症が始まったと思うンだけどネ
お風呂を出たポンタが 「トーちゃんに (お風呂があいたって) 言おうか?」
「いいよ、どうせ風邪だっつって入らないんだから」
「熱がなきゃ、入ったほうがキモチよく寝られて、逆にいいって聞いたヨ」
「でも…ありゃダメ!ぜったい入らない!」
「そおぉ?でも言ってみるよ」
下りてきたオット君…パジャマを出した。 (おッ!負うた子に諭されたか?)
「入るの?」
「風邪ひいたんだヨッ!!(怒)」
(訳) 風邪だ!風呂なんか入ったら死ぬゾ!このバカが
それでもレイコ (寝る前のオシッコ) のことは気になるらしく
「レイコ (のオシッコ) は?」
「畏れながら行って参りました!お風邪を召されて苦しんでるお方を冬の夜風にあてるわけには参りませぬユエ」
「………」