永遠のベッド待ち

PaintBBS0424150818.png

 :「アンタぁ〜、いつ来る?」:
老母 (まだらボケ) からほぼ毎日、こーして電話がかかってくるのダ。
ぶっちゃけ、帰省するのがめんどくさくなってきた。
山形に住む姪っ子に、GWに帰省するのか訊くと 「帰省するヨ♪」 という。
ラッキ〜〜〜♪

孫や、ひ孫が来るのがイチバン嬉しいに決まってる・・・なにも私まで行かなくても
東京の甥っ子までが帰省するらしいし

「入院することになった!」  (注) でたらめです
:「なに?どこが悪ィいの?」:
「子宮筋腫」
:「うん? ヒジ?」: ← 耳が遠いんです
「ううん、し・きゅう・きん・しゅッ!!」
:「なんだべ?さっぱりわがんね・・・足?」:

あぁメンドくっせ〜〜〜
で、 つい
「ガン!!」
:「え”ッ! ガン??」:
なんでこんなコトバだけ聞き取れンだよッ
ちょっと慌てて
「でもたいしたことないんだよ、ちっちゃいから、すぐに退院できるみたいだし」
:「そーなの? 付き添いに行ってやっか?」:
いらねーよッ!こっちが付き添わなきゃなんないジャン (ってゆーか、ガンなんかじゃないから)

けさ
またかかってきた。
:「早いね〜〜、都会は・・・もう退院したの?」:
婆にはM原は都会、で都会の病院は手術も退院も、ものすげースピーディと思ってるらしい。
っていうか、きのうのきょうの話だし
「まだだよ、今はベッドが空くのを待ってんの」
:「・・・そっか・・・まだか」:

「まだ まだ まだ まだ まだ まァ〜〜〜〜だなの」 (少しココロが痛む)