婆色のサンダル

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 何年もの間、下駄箱にしまいっぱなしの 『ベージュ色のサンダル』 をついに捨てた。
この間買ってきた赤いサンダルのしまう場所がなかったから

 ベージュ色のサンダルは婆が (むりやり) わたしにくれたもの。
「(シュミじゃないから) いらないヨ。」 と断ったのに

「いいんだよォ、もらっとげ。オラの足サあわなかったらオメさ、やっと(あげようと) 思って買ったンだがら♪」
(なんちゅーー買い方だ!!)
ベージュ色のサンダルは、カタチはたしかに婆には少しハデだ。
履いているうちに気に入らなくなったら、このわたしに払い下げにするつもりで買ったなんて・・・ (-“-;)
足のどこにも当たらなくていいアンバイのサンダルなんだけど
でも、きっとこれからも履くことはないと思うし

婆にムリヤリ押し付けられたサンダルだけど
捨てるときには躊躇いと少々の罪悪感に苛まれた (^_^;)

こうしてわたしは、2年以上着ない服や靴を処分していくんだ。
だから下駄箱の中は種類は変わっても靴の数はいつも同じなのだ。