記憶の中のクリオネ

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 気まぐれに、施設の老母に電話してみた。
スタッフのオネーサン?が
(声からして40代と想像するが、ここではオネーサンと呼ぶことにする)
「あぁ、クリオネちゃんですね♪ ちょっとお待ちください。」
え? だれ
思いっきり親しげなんだけど…だれだろ?

老母が電話に出た!

「クリオネだよッ! (耳が遠いンで、話すというより絶叫)」
:「あらアンタァ、今どこにいンの?」:
「M原だヨッ」
:「は?待ってるンだよ。どこにいンの?」:
「M原!! どう?変わりない?」
:「どこのどなただべ?」:
「アンタのムスメのクリオネッ」
:「は?寒い? こっちはあったかいヨ…アンタだれ?」:

こうして不毛の会話?を5分ほど…頑張ったが、ダメだ。
さっきのオネーサンが電話を代わった。
:「クリオネちゃんの話しはよくでるんですよ。きょうも話してくれてたんですよ♪」
※老母がいつも話すンで、名字を名乗ったのだが、すぐに私だとわかったらしい。

老母の記憶のヒダにはさまってるクリオネはいったい何歳なんだろ (笑)
去年より確実に進んだみたい。
会いたい 会いたいって泣かれるよりは気分的にラクではあるけど
やっぱり寂しいな。