朝っぱら攻撃

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 朝、ごはんの支度で大わらわ〜〜・・・の最中
電話が鳴った。
久し振りのネクタイを締めながらオット君、吹き出す。
手ェ拭き拭き受話器を取る。
言っとくけど、ウチの電話器にゃ、ナンバーディスプレィとかいうハイカラなもん、ついとらん。
が、 ここに何度かお越しいただいている賢者のみなさんは、もうおわかりだろう

そう、老母からだ。  と、直感ネ、直感!

とうとう 『朝っぱら攻撃』 に出たのダ。
もっとも当人は 「忙しい朝にかけちゃ悪いかな?」 などと考えもしないだろが
:「・・・もしもしィ・・・」: 
耳が遠いくせに、イッチョマエに小声だヨ!
もしかしてオット君に聞こえないように気ィ使ってンのかしらン  

「・・・はい・・・ (-“-;)」
:「いつ来んの?」:
「ごがつ」
オット君、ニヤニヤ
:「もっと早く来れねー?」:
「来れねー! ごがつ」
:「・・・ふ〜〜ん・・・」:

味噌汁の鍋が噴いた! 一方的に切った!

電話代もバカにならないだろー。
困ったもんだ! じゃ済まないだろな