チケット代

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 「ホントに双眼鏡、要らないンだね」 と、念を押すオット君。

じつは、 『圓楽 襲名披露興行』 は某会館の2階席のそれも後ろから3番目
オペラグラスがあったほうがいいと、ミカちゃんが言ったんだそうで
(ンなもなァあるわきゃないじゃん)
っていうか、そんな後ろの席で見るなんて初めてだワ
見えなきゃ見えなくッたって、噺だけ聴いてようと覚悟を決めたんだ!
「ミカちゃんが (某ホームセンターで) 980円の双眼鏡を買ったんだってサ (笑)」
だから、オレの双眼鏡を持っていけば? と言うことらしい

○ 明日の夕方、4時半に仕事を切り上げて私を迎えにくる
○ 私を乗せたまま、こどもを保育園に迎えに行って友人に預ける
○ 某会館までぶっ飛ばす (開演ギリギリ?)

そんなワケだから、食事する時間もないのでオニギリ (車中用) を作って行こうと思うのヨ。
ンでお茶も 紙コップも。
ミカちゃんのおジョーちゃんには 『絵本』 をおみやげに
そんなこんなで、落語見物に大荷物サ。 双眼鏡なんか入らない

「(ミカちゃんが) チケットがムダにならなくてよかった♪って喜んでるよ」
「ンで?お金は払ったの?」
「え?なんでオレが払わなきゃなんねんだよッ!」
「(゚〇゚;)まだ払ってないのォ?」
「だから、なんで (オレ) ?」

なんでもいいから、とっとと払え!
ミカちゃん、心配してるだろがッ!
若い人が (初対面の年配者に)チケット代払ってください って言えるか?
「・・・なんで・・・オレが・・・(急に晴れやかな表情になって) 内緒でオレが行ったかもしれないんだよ」
ほ〜〜ら きた
「内緒で行ったとして、私に内緒にしてられっか?」
「ううん」

「でしょ♪ そしたら、私が怒って 『殴る』 グ〜で♪」