バカオヤジ

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 夕べ、オット君は日テレのスーパーテレビ 『ホストの花道』 を歓声 (喚声) をあげながら見ていた。

 このテの番組は何度か見たことがあるし、行ったことはないがオット君よりかなり詳しいのサ♪
 『愛』 っていうホストクラブが新宿の老舗だってことも
そこの社長が作曲家 『遠藤実』 に似てるってことも知ってるダ。

「スッゲーェェ!ドンペリに白だのゴールドだのあんだってサ!」
「ギェエエエ100万ッ!」
「…やっぱ、女ってバカだね…いくら入れあげても男はあんな金の使い方しねェな」 
「年収ゥ?い、一億ッ (◎_◎)」 などなどいちいち騒いでる。

お勝手を片付け終えて、焼酎のグラス片手にテレビの前に腰掛けたわたしに
「例えばさ、ポンタがホストになって年収1億とか稼ぐようだったらオレ…頑張れ!辞めンなって応援するナ〜♪」
病気のナンバー1ホストがクスリを飲みながら、ドンペリを一気飲みする姿を見ながらそう言った。

 このパラサイトバカオヤジが…