過去に幾度か鉄のフライパンを買っては『料理上手』を気取ってみたが、洗剤を使ったら丁寧に火で乾かさねばならず…なにしろ鉄だもんでなかなか乾かない。重たい。挙句に火にかけていたことを忘れる始末。
そんなんでずーっとテフロン加工フライパンを使い続けていた。
これもネェ、使い続けてると表面が焦げついてきたりして…モノによっちゃ表面が剥がれていたり…で、主婦としては体に悪いンじゃなかろか?とフライパンが悩みの種になってたわけっすヨ。
オット君は「ダメになったら買い替えりゃいいジャン。」というが、なぜか不燃ゴミに出すことに気が引けるんですワ。罪悪感なのか気が重いンです。
で、思い切って『ビタ○ラフト』というフライパンを買った!!
なんとこれスーパー鉄っていうんだと(笑)
お店のオネーさんに扱い方を訊いたらアンタ…メーカーから派遣されてる人なのか…マシンガントーク炸裂。しかもやたらタメ口。だんだん嫌気が差してきて
「この冊子をいただいてってよぉ〜く読んでから使ってみます。」と逃げた。
家で読んでみても、さっき聞いた話と少し違うみたいなのでYouTubeを見た。
[鉄のフライパンの使い始め]はよく熱してから大さじ3杯の油を入れて冷まして、油を取り出して、また熱して油を入れて…を3回繰り返す…らしいのでやってみた。
(認めたくはないが、この頃にはすでに鉄のフライパン購入を後悔し始めていた。)
そして夜、鬼門ともいうべき『餃子』を焼いてみる。
餃子の底はスーパー鉄のフライパンに全てビッラ〜〜〜ンとくっついた(落)
翌日からせっせと『フライパンを育てた』(そう呼ぶらしい)
炒め物や揚げ物はうまくできるが、ビッラ〜〜ンが虎馬になって、いまだに餃子は焼けない。
餃子って言えば、いつも手作りで一度に50個ぐらいは作って冷凍にしてたが、最近、市販の冷凍餃子のクオリティが高いようなのと、イッキに25個は食べてたポンタがほんの少ーし食が細くなったので数十年ぶりに市販の冷凍餃子を件のフライパンで焼いてみた。
めっちゃくちゃ美味しかった。
スーパー鉄のフライパンは要らなかったンじゃね?