父の法事で岩手(三陸)に帰省したデス。
3.11の津波で線路(単線)が流されて、今はBRTというK国アイドルみたいなバスが線路があった場所をチンタラ走っているというマコトに悠長な?不便な道のり。
ま、義姉が迎えに来てくれたんですがネ。
実家に着き、両親の位牌に手を合わせソファーに腰掛けると、気を利かせた義姉が 「ま…どーぞ」と早速に缶ビールと戻り鰹のお刺身を出してくれた。
いや…これから友人が迎えに来るし…その前に酔っ払うわけにゃイカンだろ…。
と思う気持ちを口には出さず、ほんじゃ ま 1杯だけ。
が、2杯…350ml缶ってコップに2杯でなくなるんだよネ。
すかさずもう1缶…今度は500ml
友人が来た頃には、しっかり出来上がっていた。
津波による道路敷設工事のためだとか…?で、新築移転した友人宅は、そりゃもぉ寡婦一人暮らしにゃ広すぎる(掃除がめんどくさそ)気がするが、近くに住む姉妹やら娘、孫たちが泊まりに来るそうで各部屋にベッドが置かれてる。
料理上手の手際のいいお料理が次から次と並べられ…歯のない私としては(食い切れね)と若干引き気味。
ここでもビールをガッツリご馳走になって休んだ。
翌朝は友人に実家まで届けてもらって、義姉と二人だけの法事。
お昼を済ませて、夕方まで兄夫婦と過ごし(兄は車椅子生活)ていて、ふとキッチンカウンターの上の青い箱が目に止まった。
『ダスモック』 なんだこりゃあ!
義姉は愛煙家なのだ。
ダスモックつったらアンタ…青い箱に気管から肺の絵が描いてある、呼吸器官の薬でしょー。こんな薬を飲みながらタバコを吸い続けるって(ヲイヲイ)
洗濯物を取り込んで来た義姉にわざと、あれ…ナニ?と訊いた。
「あっりゃ〜〜見られたかァァァ!(汗)」
それから私の怒涛の喫煙禁止攻撃が始まった。
義姉はやめたい気持ちはあるが自分の意志が弱いから実行に移せない…ような言い訳をするので
「よし!禁煙パッチで禁煙しよう!!」と私が決めた。
どこに売ってンの? どうやって使うの? 高いの?大丈夫なの? 私ができるかな? などと心配し始めたが、そもそも高いの?って、毎日吸うタバコの値段を考えてみやがれ!パッチだから貼るだけだよ!薬局で買えるよ!と言ったが、このまま私が帰ったら、きっと義姉の禁煙の日は永遠に来ない。
「きっと5000円でお釣りがくる」とテキトーなことを言って5000円を預かった。
その晩は、友人宅にもう一人の旧友も(ホントは大酒飲みだが、重度の糖尿病の夫の介護があるので車で来た)呼んで、私一人だけ飲み、3人で大盛り上がりして帰ってった♪
泊まらせてくれた友人は60代半ばに夫(私たちと同じ高校の同級生)をガンで亡くし、私の義姉は今、事故で半身不随の兄の介護(ほぼ毎日ディサービス)改めて家族の健康に感謝する気持ちを持った今回の帰省っした。テヘ ペロ
義姉には何がなんでも絶対、ぜーぇったい禁煙させねばならぬ。