たァ〜〜っぷり寝たのに、足りない。
わたしより遅くまで寝ていたぽちこが
「ねぇ、(ぽちこの) 目ェ腫れてない?」
そー言われれば・・・なんとなく腫れぼったい
「どーしたのォ?」 「べつにィ・・・」
なんだよッ、言いたくないんなら同情されたいようなこと言うな!
そーいえばァ、ゆうべ私が寝るときどこからかガサゴソ音が聞こえてきて、
あたしゃレイコがゲロったのか、それともナニか家の中に入ってきたか・・・って、心配になって下に下りたりポンタの部屋を覗いたり・・・したんだワ
10日ほど前に、比較的早く帰ってきたぽちこが
「電車の中で泣いてる子見たらどーする?」
「・・・ハァ?、そらあんた、たまげてジーッと見るよ、ンで『どーしたの?』ぐらい聞くさー。それがどーした」
「やっぱりィ・・・それわたし」
そー言ってサッサと二階へ上がってしまった。
(Mっつとケンカしたか?)
その後、フツーに夕飯食べたり話したりしたもんで、ワケを聞くことも忘れてしまった。
きょうは目は少し腫れてはいるけど、態度はフツーだし・・・元気がないってカンジでもないしィ
(ワカラン、年ごろのムスメのココロのうちなんぞ)
10時ごろ、バイトにでかける仕度をしているぽちこに母親らしいアドバイスをしてあげた。
「小さい子と違って大人になって泣くと、翌日は目ェ腫れるから涙は流しっぱなしにして、こすらないほうがいいと思うヨ♪」
「・・・(ーー;) 行ってきます」