好意とお節介の間

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 「奥さん、これ・・・いただきもンだけど、私ひとりじゃ食べきれないからァ (もらってェ)」
って、隣の未亡人が差し出したのは栗!

4〜5日前、兄嫁がサンマを送ってくれたのだが、ふたりで食べるにゃ多いし、煮付けにするのはメンドイし・・・
って、2〜3軒のご近所さんにおすそ分けしたのだ。
そのお礼のつもりなのだろうが

いただきものの栗と言ってたが、それは
某スーパーの八百屋で栗を選んでいるとき、ばったり未亡人に会ったのサ。
「奥さんその栗、どうやって食べる?」 と未亡人
「もち米があるから 『栗おこわ』 にしようと思って♪」 と私。
「わたしはひとりだから、茹でてスプーンですくって食べるの」 
と、あのときたしか未亡人が買ったものなんだワ。

「某スーパーで買った栗、茹でて食べました?」 と訊いてみた (^^;)
「・・・あれッ?ン?・・・$¢∞♂#§」

80代の未亡人は私と会ったことを忘れて、あのときの栗をサンマのお礼に 『いただき物だから』 と言って持ってきたのだ。
食べきれないから差し上げたのに、サンマなんて安いもんなのに・・・ウソついてまでわざわざお返しされると・・・。

『借り』 は作りたくない! 忘れないうちにお返しをしなくちゃ! って考える年代なのかしら?
おすそ分けは 『借り』 なのか・・・。