不快な時間

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 某駅のホームで電車を待っていた。
足の不自由な…40代ぐらいの女性がわたしの後ろに並んだ。
電車のドアが開いてドドドーッと人が吐き出される。
いつの間にか、足の悪い女性は入り口の真ン前に立って、降りる人たちを塞き止める形になっていた。
足が不自由だから、健常者よりも先に乗りたい…という気持なのか

彼女はあろうことか、ホームから杖を電車内に挿した。
その杖に躓いて、女子高生が転倒した。
幸い高校生はすぐに起き上がったが、靴の片方が電車内に…。
たまたま、近くにいたJR職員が、すばやく靴を拾い上げてくれたが

電車内では、足の不自由な女性のために 「どうぞ」 って、幾人もが立ち上がって席を譲ってた。
混んでるのに、ひとりで2席を独り占めできた女性はリュックを横に置いてマッタリと文庫本?を読み始めた。 ほどなくして
「ふぇ、ふぇ、ふぇ え〜っくしょん」 
口元を押さえることなく、でっかいクシャミをサラリーマン風のコートにぶっかけた。2回も
痰がからんだか、「ぐぇぐぇ〜べ〜〜ぺッ」 床に吐いた。
混んでるのに  

彼女の、半径1m以上……空いた!

下車駅までの25分間が、とても不快だった。
あたりまえのことだが、世間は身障者にとってもやさしい。しかし、身障者の方にもこんな人もいる。
(言いたいことがはっきり言えない私)