お盆に母(存命)を思う

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 新盆見舞いに某宅へ行ってきた。

たまたまそこに知り合いが2人もいて、新盆でてんやわんやのお宅の台所で勝手に盛り上がった。
 新盆 (姑が亡くなった) 嫁は来客の合間に戻ってきては、亡き姑にされたイジワルを吐き出しては仏間に戻って小姑たちの世話を繰り返した。
姑に泣かされた老嫁や、イッチャッテル母親の介護してる老娘と盛り上がった。

 「実家の母も同じことを何度も言うし、財布がない!って騒ぐし・・・一緒に住んでるモンはたまらないと思うワー」 とナニゲに言ったら
「そりゃアンタ、ボケよ!ボケちゃったのヨ」 
「そうねェ、ボケたのかもしれないわねェ〜、84歳? なら、そうよォ!」

たしかに老母と話していると、同じ内容の話が3回は・・・いや5〜6回繰り返されるし
それでも、年取るとだれでもそんなもんだと思ってた。
わたしだって、しょっちゅう財布捜してるし・・・

老母の勝手気儘には兄嫁だけじゃなく、娘のわたしすら凹むヨ
それでも (歳なんだから・・・) と自分に言い聞かせてた。
同じ話を繰り返す・・・財布がないっちゃ騒ぐ・・・なんて話したわたしがイケナイけど
ヒトから言われ深く刺さった。

自分の親がボケたって認めたくないンだよ。
とっても哀しいンだよ。
それを、こともなげに 【ボケたんだヨ。】 って言っちゃダメよ!
自分 (子) が認めるまで医者でもない 『ただの他人』 が口にしちゃダメなのッ!